カウンタ:{{counter nikki2017}} {{lastmodified}} *この日記はシステムの都合上、下方向に伸びていきます。ご了承下さい。 !2017/02/14 '''バレンタイン 〜リィとシェラの場合〜''' リィ「シェラの英才教育についてこれた女の子は今年はニ人も居たのか。いい根性と腕前だ」 シェラ「去年は最終的に全員脱落してしまい拍子抜けでしたが、センスの光る方が数名いらっしゃったのは覚えています。合格者はその方でしたね。一年間頑張って授業の合間に修行したそうですよ」 リィ「だが、一人の男にそこまでするというのは、……なんというか重くないか?」 シェラ「それが、最初は軽い気持ちだったそうなんですが、お菓子づくりに目覚めて、いまは男性など眼中に無いそうです」 リィ「ははぁ、女の子の気持ちはわからないな。でも、それじゃ誰のためにチョコレートを作ったんだ?」 シェラ「街に有名な製菓店があるでしょう? ほら、あなたが行くといつも気分の悪くなるあそこです」 リィ「あの『毒の空気を出す店』か……」 シェラ「課外授業として、二人はあそこでいま製菓技術を学んでいるんですよ。あの店のオーナーに認められるには相当の技術が必要でしたからね、二人とも頑張りました。今は大忙しだそうですよ」 リィ「そうか、それは良かった」 シェラ「ところで、これなんですけど、二人がリィにも……と。ほとんどカカオしか使っていません、甘味料もゼロです。おいしいですよ」 リィ「これは、例外的に良い香りだな。油臭くなくて、カカオそのものの香りが引き立っている」 シェラ「今お茶を淹れますね」 リィ「ああ、俺だけで食うのはもったいないからライジャも呼んでくれ」 シェラ「かしこまりました」 というわけで、みなさんHAPPY「ヴィクトリアス」バレンタイン! '''バレンタイン 〜リィとシェラの場合2〜''' リィ「なんだこの邪気をまとった黒い塊は?」 シェラ「チョコレートというものです。女学生たちに頼まれてしまって…」 リィ「それ以上近づけないでくれ、匂いだけで酔いそうだ」 シェラ「これにお酒は入っていませんよ。もっとも貴方は酔わないでしょうけれど」 リィ「そういう問題じゃない」 シェラ「こちらのカカオ100%のものなら貴方の口にも合うと思いますよ」 リィ「甘くないのか」 シェラ「すごく苦いです」 リィ「本当か」 シェラ「本当です」 リィ(ぱく)「…うまいな」 シェラ(感涙) '''バレンタイン 〜女王と海賊の場合〜''' ケリー「なんだこの黒い塊は?」 ジャスミン「チョコレートというものだ」 ケリー「わかっている」 ジャスミン「今日の日付は」 ケリー「セントラルの暦でよければ2月14日だ」 ジャスミン「そういうことだ」 ケリー「バレンタインだと?」 ジャスミン「まがりなりにも夫婦だろう? 海賊、お前には受け取る権利がある」 ケリー「拒否する権利もあるはずだぜ」 ジャスミン「つれないな、ポリフェノールには抗酸化作用があるんだぞ、ありがたく受け取れ」 ケリー「これはチョコレートとは言わん、レーションと言うんだ」 ジャスミン「食えないものを作ったつもりはないぞ」 ケリー「味は二の次だ、こう言うのは雰囲気だろうが」 ジャスミン「じゃあ何か、イルミネーションの煌めくセントラルの繁華街でデートでもするか」 ケリー「それこそお断りだ」 ジャスミン「困った。私はチョコレートを渡したいんだ」 ケリー「よりにもよってなんでチョコレートなんだ。あんたとなら安酒だっていくらでも呑んでやるのに、女王」 ジャスミン「それではだめなんだ、チョコレートでないと意味がない」 ダイアナ「はいはい、そこまでよ。ジャスミン、あなたの負けね」 ケリー「どういうことだ」 ダイアナ「ジャスミンと賭けをしたのよ、ケリー、あなたがチョコレートを受け取るかどうか」 ジャスミン「そんなにこれが嫌か? 手作りだぞ、手作り!」 ケリー「ひでぇ冗談だ」 ジャスミン「出来合いのなら受け取ったか?」 ケリー「いんや、それも無いな」 ジャスミン「薄情な夫だ!」 ダイアナ「ケリーはモノより時間よ。あなたとの時間を共有するほうがよっぽどいいプレゼントだわ」 ジャスミン「自慢じゃないがそれはちゃんと自覚しているぞ。だが、ここまで無下にされるとは思っていなかった」 ケリー「俺はあんたと宇宙を飛べればそれで幸せだ」 ダイアナ「あらあら、ごちそうさま」 ケリー「で、何を賭けたんだ」 ダイアナ「モノは賭けてないわ。ジャスミンはプライドかしらね」 ジャスミン「そうだ、わたしのプライドはズタズタだぞ」 ケリー「言っておけ、女王。そんなヤワな神経じゃなかろうよ」 ジャスミン「しかし困ったな、食べ物を粗末にするのも忍びない」 ケリー「あの金色狼にでも渡したらどうだ。あんたはあいつのお気に入りみたいだからな」 ジャスミン「受け取ると思うか」 ケリー「さあな、試してみたらどうだ。ダイアン、ティラ・ボーンに跳躍するぞ」 ジャスミン「ちょっと待て、気が早すぎるぞ」 ケリー「金色狼の件はついでだ、俺はあんたとテオドール・ダナーで食事がしたい」 ダイアナ「結局のろけるのね」 ケリー「いい店で食うときにはいい話し相手がいるだろう? 恒星間通信でリィに連絡を入れておいてくれ、特別時間はつくらなくていい、しばらくティラボーンに滞在するとだけ伝えてくれ。ただジャスミンが会いたがっているとだけ…」 ジャスミン「悪いがそれは『緊急事態だからすぐ会いに来て!』と捉えられかねないぞ。学業に支障が出たらどうするつもりだ」 ケリー「あいつにはルウがついてる、今回は厄介ごともなしだ。俺たちは食事にいくだけだからな」 ジャスミン「どうなっても知らないぞ!」 (おわり) !2017/12/19 http://hiro-corpo.net/users/detail.asp?pn=000000034541&bk_pg=shohinsearch ヒロ・コーポレーションのハンドスピナーがイオンの薬局で(なぜか)売っていたので購入。 もともと医療用なんでいいのか。 価格は千円ちょっと。 個体差はあるだろうけど回し方によっては三分いくんで及第点でしょうか。 ただ軸にガタつきがあったりドロップ(羽根)の重さにわずかな差異があって回転がブレるのはやっぱり価格相応なのかと思ったり。ちな中国製。 指が短いので羽根が当たりやすのが難(自分のせいじゃん) 手触りや回転の静かさと滑らかさ(ブレるけど)は良好。 ただし重い。 ぶん投げたりすると壁に刺さったりガラスを突き破ったりしそうなんでやらないことw